翻訳ツールの上手な使い方

こんにちは。翻訳者の石渡です。
暑い日々が続きますが皆さんお元気ですか?
5月にタイに行ったのがもう遠い昔のようです。
遠出は秋になってからになりそうですが、関東の夏も楽しもうと思います。

さて、すっかり時間が経ったのですが、去る五月に訪れたタイで、生まれて初めて全く言葉が通じない経験をしました。

かつて海外に住んでいたものの、たいして海外旅行をしたことがない私ですが、唯一の非英語圏への旅行だったキューバ旅行も、英語と超簡単な単語レベルのスペイン語と身振り手振りで、なんとかなりました。今回のタイは本当に全くわからず、挨拶のコッポンカーッを、ポップンカーとずっと言い間違えてたくらい。でも笑顔でなんとか乗り切った感じ。

そんな旅行で、私もついにGoogle 翻訳アプリを使用したんですが、本当に便利でした。わたしは日本語⇔タイ語で使用しましたが、英日でも使えそうなので、
今回はその使い方をシェアしてみます。

ちなみに個人の翻訳者で客先に指定されない限り、機械を推してる人って少数のようなのですが、わたしは長くIT業界のお手伝いをしてきたせいか、「便利なもの活用して、浮いた時間を人間にしかできない作業に使おうぜ〜!いぇー!」みたいな人間です。どうぞよろしく。

翻訳ツールって?

無料の翻訳ツールです。短文、フレーズごとの翻訳に適しているので、会話などに使用できます。文書内の、必要な文のみ訳したいときにもおすすめです。

1)Google 翻訳

こちらは、断然スマホのアプリ版をおすすめします。旅で重宝しました。なぜなら次のような事ができるから。

  • 音声入力 マイクボタンを押してから現地の人に話してもらうと、日本語に変換されます。
  • 画像入力 わからない言葉で書いてあるラベルをアプリ起動中に写真撮影すると、多言語に変換してくれます。

    ちなみに文字入力もできますが、次に出てくるWeblioさんを推します。

PC 版Google 翻訳
https://translate.google.co.jp/?hl=ja

iOS
https://itunes.apple.com/jp/app/google-%E7%BF%BB%E8%A8%B3/id414706506?mt=8

Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.translate&hl=en

2)Weblio 翻訳

辞書サイトWeblioさんの翻訳ツール。
例文が細かく出てくるので、文章作成だったらこちらがおすすめ。
パソコンだったら断然こちらがおすすめ。辞書も同じサイトから見れますので。アプリは何年か前につかってみた時は広告が多くて辞めちゃった。今はいいかも。有料版はきっとすっきりしてて使いやすいはず。

Weblio翻訳サイト
https://translate.weblio.jp/

 

自動翻訳ツールの使い方

1)原文を入力して訳を出す

基本的な使いかたは、すごくシンプル、どんなツールも原文を入力する枠があるので、訳したい分をそこに入力します。今回はGoogle翻訳でやってみました。
日本語から英語に訳したいので、左に日本語をいれます。

例文は「お待たせしました」。さて、入力すると、こんな結果が出てきました。

Sorry I made you wait. ですって。

なかなか良い訳も混ざっている場合も沢山ありますが、やはり無料ツールなので、中には斬新な誤訳がまざっている場合もあります。
それから、何気なく「お待たせ」と言っても、どんな文脈で言うかによって、伝えたいニュアンスも少し変わりますよね。他にもどんな風に訳せるのか、Weblioでも見てみましょう。

自分の伝えたいニュアンスに近いのかどうか、どう確かめたら良いのか、次のセクションてみてみましょう。

2)訳された単語を入れて、日本語を確認する

今度は原文に、Sorry I made you wait.を入れました。

すると以下のように「申し訳ありません。私はあなたを待っていました」という日本語が出てきました。

残念ですが、これは誤訳なので、あんまり良い例じゃありませんでした。

Weblio翻訳ツールの力も借りてみます。

 

こちらでは訳文も例文も、いくつかオプションが出てきました。

先ほどは、「お待たせしました」の英訳として出てきたSorry I made you waitという言い方ですが、逆方向で翻訳にかけてみると、「申し訳なさそう」な感じのニュアンスなのだな。ということがわかります。

自分のの言いたい「お待たせしました」がこんな雰囲気だったら、ここでゴール。

もう少し調べたい人は、自分の好きなツールで、この(2)と(3)の過程を繰り返してみましょう。

3) いろいろ言い換えてみる

同じような意味でも、こまごまニュアンスを変えたい場合もありますよね。

ということで、上記の例「お待たせしました」を例に、色んな言い方で入力してみました。

大変お待たせいたしました Sorry to keep you waiting

大変がつくと、Sorry、申し訳なさそうな感じだと認識しているのでしょうか?

お待たせいたしました Thank you for waiting

個人的には、待たせたことを謝るより、「待ってくれてありがとう」と言うスタイルが好きなので、この訳推しです。

お待たせ Thank you for waiting

カジュアルなのも、ありがとう系に分類されていました。

待たせたな I kept you waiting 

感謝も詫びもなく、ただ、待たせた事実を述べている感じ。

ちょっと、この訳は、どうかな…西部劇の決闘シーンなどで確認したほうが良い気がします。

おまた Crying 

ん?
何でこうなったかわかりませんけど、「お・ま・た!」という昭和っぽい口語はGoogle翻訳には認識してもらえないことがよくわかりました。

 

Google 翻訳は、結構ばらつきがあるので、翻訳精度に貢献するには、正しいと思われる訳を提案して送信もできます。なので、この記事が公開された時に、上記と同じ言葉を入力しても、訳が変わっている可能性大です。
無料で公開してくれているものだから、使う側も貢献できると循環するよね。
私もずっこけながら改善案送ってみました。

まとめ

これくらいの分量を、外注するほどじゃないし、すぐ知りたい!そんな皆さんは是非自動翻訳ツールを使ってみてください。

今日のまとめはこんなかんじ。

  • 出先などで簡単な会話の翻訳や、単語レベルの翻訳はスマホの Google 翻訳アプリがおすすめ!
  • 文章レベルなどの翻訳をPCでやるならWeblio翻訳アプリ
  • 翻訳にかけたら、必ず逆方向でも翻訳を見てみる。

 

自分でいちいちニュアンスを考えるのが面倒だ。結構な分量なので人に頼んでしまいたい。という場合は是非ご相談ください!

うわべだけの言葉通りの翻訳ではなく、産業翻訳ではお客様の本当に言わんとする文章を、丁寧に事前に質問してから翻訳に入りますので、見た目は違っても芯の部分は、伝えたいことが伝わるような意訳を率先して行っています。

お問い合わせはこちらから↓
http://isitwhatenglish.com/translation/

では、健やかで素敵な夏をお過ごしください!

石渡

 

 

Vulnerability 傷つきやすさはコンピューターには致命的でも人間らしい素敵な要素

こんにちは。石渡です。

久々に、ブログを書く余裕が出てきました!わーい!

6月位までずっと翻訳の納品の嵐でしたが、7月はこれからの準備を色々始めていて楽しいです。

そんなわけで、ずっと書きたかった話を今日は一つ。

英語の勉強と言うか、最近わたしが大切にしている言葉を紹介したいと思います。

どうぞお付き合いください!

vulnerability の持つ意味

さて皆さん、 vulnerability (カタカナだとヴァルネラビリティー)という単語を聞いたことはありますか?

IT 関係だと、ソフトウェアやコンピューターなどのセキュリティについて語る際に、外部からの攻撃に耐えうる能力に欠陥がある状態であることを脆弱性があるというような表現を使います。セキュリティソフトウェアの広告などで耳にすることがあるかもしれません。

その脆弱性という言葉こそ、まさに vulnerability の和訳なのです。

ただし、通信系でしか使わない英単語かというと、そうとも限りません。

vulnerability の形容詞である vulnerable の持つ意味は、以下のようなものがあります。(出典 : weblio )

  • 傷つきやすい
  • 隙だらけ
  • 攻撃されやすい
  • 弱みのある

わたしたち人間にももちろん使うことのできる単語です。でも、いつでもネガティブな意味で使われるかと言うとそうではないようです。

クィア・アイから学ぶこと

去年から、さぼる時用に英語表現の勉強の名の元に、Netflix で映画や動画をなるべく沢山見るように心がけているのですが、最近であった素晴らしいショーがあります。

知人が Twitter で賞賛していたクィア・アイ(Netflix:  https://www.netflix.com/title/80160037)というのですが、あまりに魅力的なので、シーズン1.2 を全部制覇してしまいました。

どんな話かと言うと、ファブ5と呼ばれる五人のゲイ男性が、各回ごとに容姿や住まいが野暮ったい男性達を外見から自宅まで大改造するリアリティショーです。

自分にいまいち自信を持つことができないで暮らしていた人が、自分の住まう場所や服装、自分の身だしなみをきちんとケアしてもらって変わっていく中で、きらきら輝いてく様子が、みんな嫌味がなくて、本当に美しいなとわたしは思いましたし、見ていて沢山の勇気をもらいました。

Netflix の回しモノではないけれど(むしろ回しモノになりたいくらい!)、是非 Netflix にサインアップして見て欲しいです。

そんなクィア・アイの中で繰り返し語られていたのが

It is okay to be vulnerable .
(傷つきやすい自分でもいいんだ)

Your vulnerability is what makes you beautiful.
(自分のその傷つきやすい部分が、あなたの美しい部分なのだから。)

と言うようなメッセージです。(vulnerable以外の言い回しは正確な引用ではないし日本語字幕は見ていないので石渡が勝手に訳しています。是非皆さん全シーズン見て確認してください。)

 

それぞれの回の出演者ごとにもちろん環境は違うのだけど、自分の心をうまく開けないでいたり、これまで自分が変身することを自分に許可を与えられないでいた彼らに、こうした言葉がかけられていて、私は本当に心から勇気をもらいました。

vulenerable は、ありのままをさらけ出すと言うしんどい行為の先にある美しさ

「ありのままの君でいいよ。」

なんて言葉をよく聞きますけど、これって本当は、無茶苦茶しんどいんじゃないか。そんな風に思うのです。

だって、最初っから全開で自分を出せている人なんて、ものすごい少数だと思うのです。

本人が「これが私」って公の場で言うセリフほど、当てにならない本人像だったりする。

もしかしたら、「その私」は、こういう風に見せたい自分なのかもしれない。

まわりの目を気にして言ってるのかもしれない。

鎧を背負った状態がデフォルトになっているのに気づいてないことだってあるし。

 

誰かに焼き餅焼いたり、腹を立てたり、仕事うまくいかなくてしょげたり、ホントは変わりたくて誰かに憧れているのに、他人の目が気になって動けなかったり。一見するとネガティブな感情を持つ自分をつい認めたくなくて蓋をしてしまったりね。

でも。

そういう色んなぐるぐるする感情も全部認めて、その後で、「(他人と違うかも知れないし、どう言われるかはドキドキするけど)わたしはこう生きたい!」

そうやって振り切れた後の「これが私」宣言こそが、

殻を飛び出した生まれたてのセミみたいに柔らかいままのハートこそが

vulnerable なんじゃないかと思うんです。

 

個人でお仕事をもらう中、個人の考えを発信する事をときどき躊躇してしまうのですが、私は vulnerable な部分を見せられる強さを持てる人間であろうと思いました。その先で、志を共にする人に出会いたいし、そう言う人の勉強を手伝ったり仕事を手伝えたら、わたしは本当に嬉しい。

 

そんなわけで、またこつこつブログを書いていきたいなと思いますので、たまに覗きに来ていただければ嬉しいです。

信じられないくらい暑い毎日ですが、皆さんが健やかな夏を過ごせますように。

石渡

 

追伸
文字ライトを雑貨屋で買ったので、ブログの写真素材撮れるな!と今にやにやしています。

E テレ「世界へ発信!英語術」にてスピルバーグ監督インタビュー字幕を制作しました。

こんにちは。こんばんは。石渡です。

今日は夏至の夜ですね。梅雨の合間の夕焼けが美しくて、ああもうこれで夏なんだ、と静かにわくわくしました。

夏至の今日を超えると、また日照時間は冬至にむけて少しずつ短くなっていく、節目の日ですが。西暦のカレンダーでも、もうじきちょうど上半期も終わるところですね。

ありがたいことに、いろんな翻訳をたくさんいただいて、とにかく駆け抜けたのが今年の上半期でした。

英訳では、スニーカーの販促雑誌の全英訳やら、アートの展示物の英訳など、本当に自分が役に立てる分野のお仕事をいただきました。

和訳では、IT関係のローカライゼーション(日本市場に英文で説明された商品やウェブサイトを翻訳とともに日本市場にフィットさせる作業のことを指します)もかなり積極的に関われせていただいたほか、掲題の字幕も初めて挑戦しました。

この Eテレさんの字幕のお話は、急なお誘いだったのですが、どうしてもやりたい!やらせて!と逆に頼み込んで、久々に深夜までPCと向き合う数日間を過ごしました(普段は七時間睡眠で、がっと集中するため一日六時間くらいしか作業しません。)

子供の頃、ETを見て大号泣してたわたしは、まさか大人になって、その映画監督のインタビューの字幕をつけることになるとは思っていませんでした。

ありきたりの言葉ですが、人生って面白いなあとつくづく思います。

翻訳の仕事に関しては、本当にいつも誘われるまま気づくと色んな事に挑戦させてもらっているので、こうなったらいっそ、とことん誘われるまま流されてみよう、と思う次第です。どんな泳法でも泳ぎつづける持久力だけは常に鍛えつつ。

その後どんなところに流れ着くか、ずっとずっと後になって知れればもうそれでいいかな。自分で自分の流れをコントロールしようとするよりも、何かずっと楽しいことかもな、なんて思っています。

なのでこれからも、人生をかけた遊びみたいにくそ真面目に仕事をしたいです。

のんびり屋のわたしですが、どうぞ今後ともよろしくお願いします。

石渡悠起子

字幕いろいろ

こんにちは。石渡です。

No news is good news. (便りが無いのは良い知らせ)

とはよく言ったもので、今年に入ってからずっと翻訳の仕事が忙しくて幸せです。

ご依頼下さる皆様、紹介して下さる皆様のおかげです。ありがとうございます。

まだまだいけます!笑

 

さて、今月は不思議なタイミングで字幕を二つ翻訳しました。

どちらも Iron Giant が関わっていて、なんだかタイミングというのは面白いなと思いました。

知人が作った二次創作なのですが、Iron Giantも劇中登場する映画 Ready Player One 公開の影響か、この動画の公開から一ヶ月と一週間 の間で試聴回数6万回を越えています。
元の映画を観てからだと、さらにぐっと来ると思うので、良かったらGW中にでも是非ご覧下さい。わたしは号泣しました。

本家アイアン・ジャイアントの映画(TSUTAYAさんで借りれます)
http://store-tsutaya.tsite.jp/item/rental_dvd/161410040.html

 

もうひとつは地上波です!
4/30放映予定ですが、番組の予告編が公開されたらお知らせします。

今回字幕という自分にとってはまだ経験の少ない分野をやってみて思ったこと。

字幕は流れる場面と、時間という制約がある中で文字が映像の邪魔しないように意訳したり、文字削ったり、ものすごい色んなことが裏で起きてるんだなーと。

あ、わたしこういうの考えるの大好き!って思いました。

萌える・燃える作業でした!

忙しそうにしてますが、半分はポーズみたいなとこあります。
にやにや楽しくやってますので、ご依頼いつでもお待ちしております。

ご依頼はこちらのページからどうぞ!

翻訳

石渡

英文チェック おすすめ無料アプリ

皆さんこんにちは。
ただいま絶賛引きこもり中の石渡です。
二月末に納品をして、確定申告が終わったら、きっと春が来る気がしています!
さて。今現在、大量の日英翻訳に取り組んでいるのですが、
どうしても自分の書いた英文を第三者目線で見て欲しい時があります。
書いた本人ももちろん見直しますが、第三者のフレッシュな目線で確認することで更に翻訳物の精度をあげたり、より良い訳を追求します。
さらに予算があるプロジェクトの場合は、ネイティブの英語話者に校正を頼みます。
これを翻訳業界ではよくネイティブ・チェッカーとかネイティブ・チェックと呼びます。
でも、往々にしてそんなネイティブ・チェックや、校正者確保まで予算取れない。
もしくは、英語力を求められる職場にはいったばかりに、翻訳すら自分でやらなければいけない!
そんな現場もあると思います。
または、ハッシュタグとか、SNSのさくっとした投稿を簡単に英語で発信したいから、翻訳を依頼するほどでない。
そんな時もありますね。
そんなとき、味方になってくれるもの。
Mirco Soft Wordにも英文校正機能がついていますが、ワードが標準装備されていないmacやスマホ・タブレットでがしがし文章をアップしたい。
そんなときはこれ。
Grammarly
(ちなみにわたしは、誰からも一銭ももらってません。お金もらって宣伝できるくらい有名になったとしたら、ちゃんと言いますね。このサイトは自分の紹介が第一の目的なので、そこはぶれずにやっていきます。)
MacではブラウザのChromeの拡張機能をインストールすると、ブラウザ上で何か英語を書いた際に校正してくれます。文書を書くときは、 Grammerlyにログインして、そこで文書ファイルを作成すると、英文校正しながら英文作成もできます。
そして、スマホ用のアプリをダウンロードして入力キーボードを追加すると
ハッシュタグとかの英語スペル間違いを直してくれますので、
英語のハッシュタグをつけて投稿を色んな人に届けたいんだけどスペルに自信ないひと、ぜひいれてみてください。
それではまた!
石渡悠起子

11月のご依頼状況につきまして

こんにちは。石渡です。

11月はおかげさまで、レッスンと、翻訳などのご依頼を多数いただいております。

体験レッスンのお問い合わせや、翻訳のご新規のご依頼は、12月以降での余裕をもったスケジュールでお問い合わせいただければ大変助かります。

残念ながら、今月お断りせざるを得ないご依頼も出てしまいました。

でも、今月の頭にやはり詰め込みすぎて、ちょっと体調をくずしかけたりもしました。
事務所でないので、やはり自分で全部やらなきゃいけない事がまだ多いのがもどかしいです。
この勢いがありがたく続くようなら、来年は経理は人に投げようと思います。
自分の仕事に専念したいですね。

とにかく今は、目の前に既にあるご依頼を、納期しっかり守って、きっちりお客様の役に立てるように丁寧に作業したいと思いますので、ご理解いただければ嬉しいです。

 

 

今週は、ちょっと固い翻訳物から、レッスンまで色々やっています。

写真は、今きてるご依頼に参考資料になりそうな昔アメリカで買った本です。
翻訳のおもろい所は、どんな知識がどこのご依頼で活きてくるかまったくわからないところ。

今はGitHubの使い方を必死こいて覚えています。
去年までIT企業の技術的な内容なものを訳すことが多かったので、今更
「レポジトリってなーんだーそういうことかぁ」って消化し直しています。
訳して何となくイメージできてたものが、また自分の中で血肉となる時は本当に楽しいです。

それに、お客様の在り方を、じっと観察して、こういうスタイルですか?
こういう風な言い回しってあなたや御社の性格に近いですか?ってすりあわせる作業に、毎度人の役に立てる喜びを味わっています。
自分も人前に立つ仕事もしていますが、我ながらわたしって結構サポート役に向いているな、ってこういう瞬間に毎度思うのです。

自分で訳す場合のレビューも、
時間もったいないから、訳して欲しいときも、
自分で自分の言葉で伝えるための訓練の足場を組みたいときも、

ぜひ、私で役に立てることあればいつでも問い合わせくださいね。
本当に嬉しく思います。

ではでは、皆さん、どうぞあったかくして元気ですごしてくださいませ。
今日はグーグー寝て、あすの作業効率をあげまーす!

 

石渡

アーティストステートメントの英訳をしました

こんばんは。

今週、NY在住のアーティストのRyoko Gotoさんに、
アーティストステートメントの英訳のご依頼いだたきました。

以下は Ryoko Gotoさんのサイト内に掲載されたアーティストステートメントです。
彼女のウェブサイトに日本語の原文と英訳されたものが掲載されているので、
是非読んでみてください。
https://www.ryokoryokoryoko.com/artist-statement/

 

上記のページは原文のボリュームがだいたい750文字で二日半で納品しました。
うんと苦手な方は、ずっとうんうん唸るより、
プロに投げてしまって、自分の得意なことに時間使うのも手ですよ。

ここはこう言いたいんじゃないかな…?と汲み取って、
翻訳の言い回しの提案をお客様にコメントするときがとってもわくわくします。
今回、とっても喜んでいただけて、すごく嬉しいです。

海外在住の方もPaypalなども受け付けておりますので、是非お気軽にお問い合わせくださいませ。

では!
英文法の記事も、一つリクエストをもらっていますので、週末中に一本アップしたいと思います!
やるぞー!

instagram プロフィール 英語作成します!



皆さんこんばんは。
今日は翻訳の話です。

最近、英語の仕事の事をまめにこのブログに綴っていますが、
そのおかげもあって、和訳の校正の仕事が来ました。
本当に、誰かのお役に立てるのはとても嬉しいです。

翻訳って言うけどさ、ようは
その言語でその言語らしい言い方で、伝えたいことをまるっと伝える

のがゴールだと思うのです。

だから、村上春樹さんの小説とかなら、やっぱり
春樹カラーをどれだけ残して英語文学としての訳ができるか、
とかが肝になるだろうし、
英語のコメディ映画を日本語に訳すときに
冗談をそのまま訳さずに、面白さのエッセンスをいかに残すか、
というのが大切なんですね。

少しでも、そのお手伝いをできたらこんなに嬉しいことはないです!

そんなわけで、今日はちょっと新しいアプローチのサービスのお知らせです。

instagram の英語プロフィール作成します!

昨日、短い一言自己紹介を訳したい!と相談をうけました。
文字数の限られるなかだと、言葉全てを翻訳というよりは、伝えたいことを残して、オーバーホールのように、組み替えて英語で伝える!という形がいいなぁ。
この位のボリューム感ってもしかして皆困ってるのかも?
しかも文字数制限あると縛りがあるから燃えるし萌える(当社比)…と思いました。

なので、とりあえずはこの投稿を見た方限定で、インスタプロフィール英文で考えます。


たとえば私のプロフィール。
今はがっつり日本語ですが、150文字だったらこんな感じのことかけます。

Singer Songwriter/Translator based in Yokohama, JP. An upcoming show on OCT 6,2017. For more info, plz go to my website.

これでスペースいれて、だいたい120文字。
たったこれだけの中に

日本の横浜在住のシンガーソングライター翻訳者。
次のショーは2017年10月6日。詳細はウェブサイト見てね。

という情報が全部入っています。
こうした短い文字数の中に、ぎゅっと詰めるコツがあるのです。
英語圏で長年住んでいる人は、新聞など読む中で自然に身につけるコツだと思うのだけど、今日本にいて、自分の売っているものや表現活動を色んな国の人に広めたい人の役にきっと立てると思うのだ。

お問い合わせ頂いた内容を、確認し方向性のすりあわせが双方で出来てから、だいたい48時間以内に納品します。

興味が湧いたら、是非お気軽にご連絡ください!

Instagramプロフィール 英文作成
☆最大 150文字(インスタに載る最大文字数)のプロフィールを英文作成します。

☆おまけ☆
あなたの投稿のジャンルに適したハッシュタグを、
これまでの投稿をきちんと拝見した上で考えて、お一つプレゼントします!
言葉がなくても伝えられる Instagram で、さらに英語圏の方にも届けるのには、やはり英語のハッシュタグは便利です。
海外からのフォロワーが更に増えますよ☆

☆料金☆
3000円

支払い方法、納期などはお問い合わせいただいてから返信します。

以下のフォームの備考欄に、
instaプロフィール作成と記載して、こんな感じのプロフィールを今使っています、というようなものをコピペしてもらえると助かります。

Tシャツを買う値段で、気の利いた英語のプロフィールゲットできるチャンスです。
皆さんお気軽にお問い合わせくださいませ^^

氏名 (必須)

E-mailアドレス(PCのメールアドレス推奨) (必須)

件名

本文
以下の情報をお知らせください。
1)日英翻訳か英日翻訳の明記
2)およその文字数をお知らせください。
3)翻訳物のジャンル(例:IT、音楽、アート、法律文書、医療、instagram プロフィールなど)
折り返しご連絡し、お客様よりデータを頂いた上で、正式な見積もりをお出しいたします。

翻訳ページ編集しました

こんにちは。
今週末から来週は通訳をしています。
久々でとても楽しいです。
以前勤めていたIT企業での通訳は結構技術的な内容ばかりで難易度高かったので、
苦手なんだ!と思っていたけど、多分あそこで実は鍛えられていたのかもしれないです。
集中してるし、クライアントのテンションに合わせてずっと様子を見ながら話すので、終わった後ぐったりします。
が、なかなか楽しいです。
そしてクライアントに万年筆もらって、めっちゃ嬉しいです。
物につられるタイプのお調子ものです。
そしてお調子ものだから、役に立てるともっと張り切っちゃう。

こうして通訳/翻訳が続くときによく思うのは、脳みそ使う仕事はやはりお米が一番元気でるなーということ。
だらっとした日は全然おなかすかないのに、翻訳する日はごはん1日5杯くらい食べてもお腹空いてしょうがないです。

そんなところでさてお知らせ。

翻訳のページのレート表がスマホでの表示に対応してなかったということに今気づきました。デザインを更新したのでどのデバイスからも見れるはずです!
すいません。

先週書いた記事もまとめてどうぞ☆
順繰りに読んでもらえるといいかと☆

日本語と英語の大きな違い
http://isitwhatenglish.com/2017/08/28/difference-between-e-and-j/

主語ってなんだ?
http://isitwhatenglish.com/2017/08/29/subject101/

三人称って三人いること? 人称についてhttp://isitwhatenglish.com/2017/08/31/tackle-the-third-person/

 

英語ブログなのに、まさかの英語について触れない記事。
そんな日もあるよね。
では!

英語翻訳を自分でやるときのこつ 主語の見極め/受動態

こんにちは。翻訳者の石渡です。

この夏は、新規の翻訳のご依頼を沢山いただいたのと、高校受験生の姪の英語特訓を仰せつかり、7月はばたばたとしていました。

さて、現在私のところにご依頼いただくのはWebなどで公表する記事などが多いです。

英訳のご依頼が全体の六割程度と多いのですが、たまに自分で英訳するので校正チェックだけお願いね!というご依頼もあります。
第三者が客観的に読む作業を行うだけでさらにぐっと精度があがるのです。
なので、自分が翻訳と校正まで行う場合は、翻訳を終えて間に一日か二日くらい休みをいれることで、客観できるような環境を作ります。

苦手であれば餅は餅屋に頼むのは健全だけれど、もし自分で英訳する意欲があるならば、自分の言わんとするニュアンスを良く知るのは自分だから、それはベストだと思います。

そのときに、こうすると日本語に引っ張られず英語がより自然に訳せるかな?
というポイントは何だろう、と思ったときに、これが一番最初に思いつきました。

行為者がわかる受け身の文をできるだけ能動態に

たとえば この商品は、弊社で2016年に開発されました。という文があるとします。

直訳すると、

This product was developed by our company in 2016.

です。

でも、英語の文章では、誰がその行為をしたの?という部分がわかっているならば、できるだけ能動態の文で表すのが自然です。

 

なので、

弊社はこの商品を2016年に開発しました。
We developed this product in 2016.

という能動態の文にします。

日本語文化は、「おれが、わたしが」と自分を主語にして話すのを特に好まない謙虚な話し手が多いので、自分や自社を主語に持ってくるのを避ける傾向があります。けれど、こうした「誰が行ったか」はっきりとわかる場合は、英語では能動態が自然です。言葉が違えば文化も違います。なので、直訳ではなく、発想を転換してみましょう。
そうすることで、ぐっと自然な英語にちかづくし、何より文章がシンプルになって読みやすいです。
相手が読みやすければさらに相手に伝えたいことが伝わりやすくなります。
わたしが作ったの!わたしが、と書いても全然オラオラに聞こえないので安心して能動態を使ってください。^^

じゃあ、受動態っていつ使うの?

これを読んでいて、受動態っていつ使うの?って思った方。

受動態は、こんなことを説明する時が自然です。

1. いつ作られたかに焦点を当てて話す場合

この橋は1972年に建てられました。
This bridge was built in 1972.

という文章は、誰が作ったかよりも、1972年に建てられたという事実に焦点を当てている文章です。
英語では、すごくおおざっぱに言いますが基本的に、伝えたい情報から順番に、語順が並んでいます。なので、文の前に来る言葉ほど大切な情報だったりします。

なので、受動態の形を取り、橋を一番文の先頭に持ってきて、建てられた年を伝えているのです。
また、建築者もわかっていてる場合でも、

A)This bridge was built in 1972 by Yuki Ishiwata.
この橋は1972年にイシワタユキによって建てられた。

B)  Yuki Ishiwata built this bridge in 1972.
イシワタユキは1972年にこの橋を建てた。

と比べみると、Aの受動態の方が主語である橋の歴史っぽい。Bの能動態の方が主語の石渡の生涯の年表っぽい。

教科書だと、同じ意味だから言い換えて文を作れなんて書いていたかもしれませんが、いやいや、同じ事実を違うフィルターで伝えているのです。

2.どうやって/どんなスタイルで作られたかに焦点を当てている場合

この茶室は、数寄屋造で作られています。

This teahouse was built in the Sukiya style.

という場合。これもまた、作った人ではなく、どんなスタイルで作られたかを語りたい場合は、受動態が自然です。

3.どんな原料で/どこで作られているか焦点を当てている場合

このTシャツはオーガニックコットンで作られています。

This t-shirt is made from organic cotton.

このTシャツはインド製です。

This t-shirt was made in India.

上記のように、原産地、原料を伝える場合もやはり受動態です。

なんで受動態は過去形か進行形が多いのか?

さてここで。

受動態で、作られた/作られていますという文を書く時に、

is made

is built

という現在形で受動態の文を書くことが少ないことに気づいた人はいますか?

作る/建てるという動作は、作り終えるその瞬間まで、はっきりとくぎれる時間のスパンの中で起こる動作なので、終わったこと(過去形)か、今起きていること(現在進行形)で語られることが多いです。

建物を例にして見てみましょう。


This building was built in 1981.
このビルは1981年に建てられた。

この年に竣工してもう終わったことなので、過去形です。

Our new house is being built now.
私たちの新居は現在建設中です。

今建設中ですが、これも一定の期間で終了することなので、進行形を使います。

 

逆に受動態で現在形をとるものは、もっとゆるやかな時間の流れのなかで変わらない習慣や、事実などです。

I am so loved by everyone around me.
私ったら周りの皆さんに愛されてるんです。

愛は一晩寝て冷めたりしませんね。建築と違って、ずっとゆるやかというか終わりが見えないもの。こういう状態が続きます。
(愛の定義はつっこまないでね。)

This t-shirt is made of cotton.
このTシャツはコットンでできている。

これも、木綿でできているのは、Tシャツが新品でも着古してよれてきても変わらない事実。なので、現在形で表します。

 

 

知ることは、好きになることへの一歩

たんなる日本語の直訳を越えて、自然に伝えるための英語を身につけていくには

こうした文法的な背景を知っていくことも、すごく役にたちます。

この夏中三の受験生の姪の英語学習を間近で見ていて、文法を最低限わかったら、やはり単語などはある程度暗記が求められます。

けれど、やはり、背景をわかっているのは大事です。

だって!

わかれば楽しいじゃないですか?

本当にその一言なのです。

わかると楽しいです。

そして、ちゃんと丁寧にひもとけば、みんなこの楽しさを味わえると思うのです。

翻訳も、教えることも、言葉の奥深さ、面白さを伝える手伝いをできたらいいなあ。

そんな風にますます思うこの夏なのでした。